HSPは相談できない以前に甘えられない、弱った姿を見せられない?

HSPさんは相談するのが苦手という傾向があるんですが、そもそも相談以前に「弱っている姿を見せるのが苦手」という傾向のある方も多いのではないでしょうか。

「私もそう!」と、思われた方はぜひこの記事にお付き合いくださいませ。

(具体的な解決策は正直なところ提示できないという、着地点のない記事ではありますが、辛さを共有できればと思い書いております)

HSPが弱った姿を見せられない原因とは

これはHSPだけでなく、育ってきた家庭が「手放しに甘えられる環境でなかった」という場合に強く出るかと思いますが……。

そもそもとしてHSPは周りを気遣い過ぎてしまうことから、「心配をかけたくない」という意識も持ちやすいように思います。

また、HSPさんは良心も理性も強いことも弱さを見せられないことにつながっているかもしれません。

たとえば「気分が乗らなくて調子も悪いから学校に行きたくないな」なんてときも、「そのくらいで休むなんて」という真面目さが顔を出し、「休みたい」とは言えないといった具合ですね。

弱さを見せられないHSPの強がり例

私の話になり恐縮ですが、私は「弱っている姿を見せられない」をこじらせ、食べたくないや気持ち悪いのに食べ物を詰め込んでしまったり、辛いときほど口数が増えてどうでもよいことまで話してしまうといった癖を持っています。

食べたくないのに食べてしまう非嘔吐過食

食べたくないのに辛いのに食べてしまうのは、いわゆる非嘔吐過食ですね。現状、吐き癖はついていないため、ただただ気持ち悪くて苦しくなるだけなんですが、そんな状況でもさらに詰め込んでしまうという……。

一般的に拒食と過食では拒食のほうが「辛いんだね」と理解を得やすく、過食は甘えだなんだと言われがちですが……どちらも自傷行為です。

辛いのに止められないなら、それは甘えなどではなく心に大きなストレスがかかっている証拠です。

私の非嘔吐過食も自傷行為だとは自覚があるんですが、子どもの頃からずっとくり返していて、今でも人前だと無理をして食べてしまいがちですね。

最近では一人のときは残せるようになり、同棲中の彼の前でも時々は残せるようになりましたが……。

日頃、心を許せている彼の前ですらもやはり非嘔吐過食の気は出るため、根深い問題に思えます。体を直接傷つけている訳ではないので、なおのこと止めづらいのではないか、とも。

また、非嘔吐過食の克服者さんいわく、「ある日いきなり克服できた」とのことなので止められる時はそんな感じなのかもしれません。

非嘔吐過食を克服したももかさんの記事

私も以前、姑問題で精神的に落ち込んでカウンセリングに通っていたころ、ある日突然、目の前が開けるような感覚になり前向きに離婚を決意して~といった経験があるので、なんとなく「いきなりふっとラクになる」のは確かにありそうだなあ、と。

ただ心配な方は心療内科等で相談してみてくださいね。(心療内科等も先生との相性が非常に大事なので安易には勧めづらいのですが……)

私の場合はストレス過多になっているときなど時々しか症状が出ないので克服できる日をのんびりと待てますが、日常的、ひんぱんに苦しんでいるなら病院にかかろうという気持ちすら削がれる前に動くことをおすすめします。

喋りたくないのに口数が多くなる

本当は黙ってじっとしていたい精神状況なのに、謎の焦燥感におそわれて、思いつくことをペラペラと喋ってしまうときがあります。

ただそもそもとして落ち着かない精神状況ですし、どうでもよいことばかり話している自分がイヤになり、相手にも嫌がられそうな気がしてきて尚のこと焦燥感が募るという……。

止めたいのに止められないという意味では、これもまた自傷行為の一貫なのかもしれません。

これに関しては非嘔吐過食のように名前はないと思うんですが……調べてみても「沈黙を恐れているから」といった情報が多く出てくるだけでした。

(ちなみに私は沈黙自体はまったく平気なタイプです)

と、わりかし極端な例を提示したようにも思いますが、HSP傾向のある方は周りを気遣いすぎるあまり、自分の気分や体調をないがしろにしがちなので……。

まだここまでこじらせていないという場合でも、どうぞご留意ください。

HSPが強がりを止めるにはどうしたら良いのだろう

上記のとおり、病的な強がりはもう癖になってしまっていて止められていない私ですが……。心に余裕があるときであれば、甘えられるようにはなりました。

甘えられるようになったきっかけは、「察して褒めてくれ、甘やかしてくれ」というのを数年前に諦めてからです。

最近ではもう自分から彼氏に対して、「今日○○したよ!褒めて!」と宣言したり、「なんか今日しんどいかも」というときはなるべく早めに端的に伝えるようにしています。

褒めてもらうことは何気ないことでも、自分から求めてでも、やはり心の余裕に繋がりますし、しんどいときに早めに伝えておけば、その後さらに辛くなったときでも「気丈に振る舞わなくて良いんだ」と思えて気がラクになります。

(後者に関しては本当にしんどくなったときほど甘えられなくなるという私の特性的にも重要)

そもそもとしてこれらの対処ができるのは、「信頼できる彼氏がそばにいるから」っていうのが大きいので、「そもそもそんな相手がいないんじゃ!」と言われるとどうしようもないんですが……。

HSPさんはとても気が利くので、自分が思っているよりも人からは好かれていると思います。

そのため、「大切な人がいても、甘えられない」「弱さを見せられない」と悩んでいる方は思い切って吐き出しちゃいましょう。

それもなるべく心に余裕がある内に、「甘やかして!」「なんだかしんどいや」と吐き出して、素直に言えるクセをつけちゃいましょう。

ずっと言ってこなかった人にとってはすんごい難しいことだと思います。でも、自分の気持ちを後回しにしてきた人ほど、気持ちを前に出したときの心地よさも感じられるはずです。

どうか「無理」と諦めないで。ひとつでよいから自分が楽でいられる場所をあなたも見つけられますように。




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